寄り添いながらできること

かれこれヨガをするようになって10数年が過ぎました。ヨガを始めた頃の自分からは今インストラクターをしているなどとても信じられないけれど、「体が硬かった」私が、今この年齢になってヨガを続けてきたことの意味や効果を実感しています。

その体の硬さについてレッスン時によく聞かれる質問に以下のものがあります。

1.体が硬いですがヨガはできますか
2.硬い体は柔らかくなりますか

1は「できます」。確かに体が柔らかければ難易度の高いポーズはとりやすいですが、それぞれの体の個性に応じてやり方を変えればいいです。また過度な柔軟性を得るというよりは、日常生活などで自由度の高い体づくりが重要だと私は考えています。

2は個人差はありますが、柔らかくなると思います。1時間のレッスンの間にも変化を感じる方もいますし、1〜2ヶ月くらい続けているとレッスン時に明らかな変化が見える場合も。また硬いからヨガをしない、辞めてしまうという方もいらっしゃいますが、ポーズの最終的な形よりもできるだけこまめに体を動かし伸ばすという習慣が重要です。

体は日々使うことによってその機能を維持するという側面があり、逆に使わなければ衰えていくとも言えます。特に便利な現代では意識的に体を動かす必要があります。

年齢とともに変化する体に抗う必要はない。寄り添いながらできることをしていけばいいと思います。

豊橋でヨガ教室を開催しています。レッスンスケジュールはこちらから。

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