ため息のこと

先日ラジオを聴いていたらため息についての投稿が紹介されていましたが、身近な人がため息をついていれば何かあったのかと気にはなりますし、あまりよいイメージはないかもしれませんね。

ではため息はいけないものなのでしょうか。ため息についてはいろいろな意見がありますが、以前紹介した本の中ではこのように書かれています。

ため息をつくと幸せが逃げていく、憂鬱な気分になるなど、マイナスイメージがありますが、自律神経のバランスという点からいうと、ため息をつくのは決してマイナスではありません。
イライラしているときは交感神経が過剰になって呼吸が浅くなります。大きなため息をつくと、その後に入ってくる空気が自然と多くなるので、体のすみずみまで酸素が行き渡り、自律神経が安定しやすくなります。深いため息の後は、末梢の血流がみるみるよくなることが実験でも確かめられています。だから、なるべく深く大きなため息をついた方が効果的です。

小林弘幸『怒らなければすべて健康』p92 祥伝社.

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ー怒らなければすべて健康ー

確かにゆっくり息を吐くと心が落ち着くことがあるけれど、何かがあった時ため息が出るのは崩れたバランスを調整しようとする自然な行為なのかもしれません。

豊橋市でヨガサークルの講師をしています。お気軽にご参加ください!

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